α−トコフェロールを豊富に含む高付加価値鶏卵の生産技術

タイトル α−トコフェロールを豊富に含む高付加価値鶏卵の生産技術
担当機関 福岡県農総試
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 α-トコフェロールを200~600mg/kg添加した飼料の給与により、産卵成績には影響せず、市販配合飼料を給与した場合に比べ、α-トコフェロール含量が10~30倍の鶏卵を生産できる。鶏卵中α-トコフェロール含量は、添加飼料給与後、10日程度で一定レベルとなる。福岡県農総試・畜産研究所・中小家畜部・家きん研究室
背景・ねらい 近年、消費者の健康志向や高品質志向に対応して、全国で300近くのブランド鶏卵が生産されている。本県では、α-リノレン酸、DHAを含む県産ブランド「ひみこ」を開発し、販売されているが、さらに新しいブランド鶏卵の開発が求められている。そこで、体内で脂質酸化を防止することにより動脈硬化等の生活習慣病に効果があり、ホルモンバランス正常化作用があるとされるα-トコフェロールを豊富に含む鶏卵生産技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 市販配合飼料にα-トコフェロールを 200、400、600mg/kg添加すると、添加飼料給与14日後の鶏卵1個当たりのα-トコフェロール含量は5.0、9.2、15.9mgとなり、無添加の場合の10~30倍に増加する(表1)。α-トコフェロール含量400mg/kgの飼料を給与すると、成人1日必要量に相当する8mg以上を含有する鶏卵が得られる。
  2. α-トコフェロール含量が200~600mg/kgの飼料を採卵鶏に長期間給与しても、産卵率や平均卵重等の産卵成績には影響しない(表2)。
  3. α-トコフェロール添加飼料給与開始後10日で、鶏卵中α-トコフェロール含量は一定のレベルとなり、安定的に推移する(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. α-トコフェロールを強化した高付加価値鶏卵生産の参考資料とする。
図表1 221146-1.jpg
図表2 221146-2.jpg
図表3 221146-3.jpg
カテゴリ 高付加価値 鶏

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