| タイトル |
ゴマ粕利用によるブロイラーの腹腔内脂肪低減 |
| 担当機関 |
熊本県農業研究センター |
| 研究期間 |
1998~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
ゴマ粕を市販ブロイラー飼料に添加して給与すると、腹腔内脂肪の蓄積量が減少し飼料要求率が向上する。熊本県農業研究センター・畜産研究所・中小家畜部
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| 背景・ねらい |
ブロイラーは、短期間でしかも経済的に肥育し出荷できるように急速な育種改良が進められてきた。これに伴いブロイラー用の飼料はエネルギー含量が高められ、一方で腹腔内脂肪の過剰蓄積が問題となっており、脂肪の過剰蓄積は飼料要求率を悪化させる要因ともなっている。そこで、ゴマ油製油の副産物であるゴマ絞粕を市販ブロイラー飼料に添加し、体脂肪の蓄積の制御について検討した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 市販ブロイラー飼料にゴマ粕を添加して給与すると、腹腔内脂肪は市販飼料を給与した対照区と比較して約30%低減する。(表2)
- ゴマ粕の添加による育成率、増体重、飼料消費量への明らかな影響はないが、飼料要求率が改善される傾向がある。(表1)
- 腹腔内脂肪割合を除き、ゴマ粕の添加によると体成績への影響はない。(表2)
- ゴマ粕5%添加区で、腹腔内脂肪低減効果、飼料要求率とも最も優れ、添加割合を10%に増やしてもこれ以上の改善効果は期待できない。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 腹腔内脂肪の低減効果、飼料要求率、増体重、育成率ともゴマ粕5%区が最も良好であることから、このゴマ粕の添加量は5%程度が適量である。
- 5%添加では、コストがやや高くなるので、高品質鶏肉生産飼料として利用する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
育種
コスト
ごま
出荷調整
鶏
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