| タイトル |
Erysiphepolygoni型のOidium sp.によるうどんこ病に対するダイズの品種抵抗性 |
| 担当機関 |
大分県農業技術センター |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
大分県に新発生したダイズうどんこ病はErysiphe polygoni型のOidium sp.に起因するものである。本病に対しダイズ品種・系統の抵抗性には顕著な差異があり、「越前みどり枝豆」は罹病性、「むらゆたか」、「フクユタカ」は抵抗性である。大分県農業技術センター・植物防疫部、畑地利用部
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| 背景・ねらい |
転作拡大を目的にダイズの生産振興が図られているが、1998年9月に大分県竹田市の農家圃場でうどんこ病が多発生した。翌1999年にも発生がみられた。わが国ではこれまでに生産現場でダイズうどんこ病が問題となることはなかった。そこで、病原菌を明らかにするとともに、本病に対するダイズの品種抵抗性について検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 発病株は、初めに葉の表裏面に分生子、分生子柄及び菌糸からなる白色粉状の斑点を生じ、のちにこの斑点はしだいに融合して葉全体を覆うようになる。このような症状は後期には葉柄と茎にまで及ぶ。
- 現地圃場において発生は「越前みどり枝豆」に限られ、発病品種は一様に多~甚発生する。「むらゆたか」、「フクユタカ」等主要品種では発病はなく、抵抗性において品種間差異が明瞭である。
- 病原菌は、子のう殻を形成せず完全時代が不明なこと及び形態的特徴から、現時点ではErysiphe polygoni型のOidium sp.とするにとどめる。国内外の既報のダイズうどんこ病菌とは諸性質においてやや異なる(表1)。
- 2か年計70品種・系統を供試した圃場試験の結果では、「越前みどり枝豆」、「アキヨシ」、「ヒュウガ」、「在来青豆」、「キタノスズ」のほか系統番号の8品種が罹病性であり、他の57品種は抵抗性である(表2)。
- 2か年の圃場試験の結果、「越前みどり枝豆」、「ヒュウガ」、「在来青豆」で抵抗性の逆転現象がみられ、病原菌がレース分化していることが示唆される。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 抵抗性品種の「むらゆたか」と「フクユタカ」を主とする普通黄大豆が作付けの大半を占める九州地域の現状では、本病が現場でただちに問題化するおそれはない。
- ダイズに登録のある防除薬剤の中では、ベノミル水和剤が有効と考えられるので、本病が発生した場合は本剤で他の病害との同時防除を行う。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
病害虫
うどんこ病
大豆
抵抗性
抵抗性品種
品種
防除
薬剤
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