宮崎県におけるブドウ「巨峰」の系統別栽培適応性

タイトル 宮崎県におけるブドウ「巨峰」の系統別栽培適応性
担当機関 宮崎県総合農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 緒方隆博
伊藤俊明
平原雄一
発行年度 2000
要約 ブドウ「巨峰」の桜井系は飯塚系及び佐藤系に比べ、成熟が早い。また、桜井系は他の系統に比べ、収穫盛期における果皮色がカラーチャート値で0.3~2.2高く、果実品質が連年安定するため、本県における栽培適応性が高い。宮崎県総合農業試験場・果樹特産部・落葉果樹科
背景・ねらい 本県におけるブドウの生育期間中の温度、日照時間及び降水量は、他の栽培県に比べ高い値を示している。特に大果系の「巨峰」は高温度の影響により、着色不良及び低糖度の果実となり、熟期遅延及び低品質な結果を招いている。そこで、本県に適応する「巨峰」系統を探索する。
成果の内容・特徴
  1. 平成10年度は平成11、12年度に比べ天候に恵まれ(表4)、収穫盛期が早進化する傾向にあるが、連年、桜井系は飯塚系と佐藤系に比べ収穫盛期が早い(表1、表2、表3)。
  2. 系統別に収穫盛期の果実品質を比較すると平成10年度は大きな違いは認められないが、平成11、12年度では果皮色に違いが認められ、桜井系の果皮色は飯塚系と佐藤系に比ベカラーチャート値で0.3~2.2優れ、連年安定する(表1、表2、表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 桜井系は加温栽培により、さらに熟期の早進化が期待できる。
  2. 本成果は場内フルオープンハウス内において樹齢5~7年生、H字形短梢せん定仕立ての供試樹を用いて行った結果である。
  3. 平成11、12年度は花振るいを抑制する目的でジベレリン処理を行っている。
図表1 221465-1.jpg
図表2 221465-2.jpg
図表3 221465-3.jpg
図表4 221465-4.jpg
カテゴリ カラー ぶどう

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