マンゴーの果実内糖度分布と糖度測定サンプリング法

タイトル マンゴーの果実内糖度分布と糖度測定サンプリング法
担当機関 沖縄県農業試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者 玉城聡
当真嗣尊
玉城盛俊
発行年度 2000
要約 マンゴーの果実内糖度分布は、果梗部が高く、赤道部で低く、果頂部でその中間程度であるため、果実糖度を測定するには、種子を中心に3枚に切り、両面の果頂部を測定することで、効率的に果実全体の糖度を推定することができる。沖縄県農業試験場・名護支場・熱帯果樹研究室
背景・ねらい 近年、果実の高品質化が求められており、差別化商品を目指す上で、品質保証等は必須条件となっている。そのような中、効率的な品質分析法には、サンプルから適正な分析結果を得ることが重要となる。そこでマンゴーの果実内の糖度分布調査を行い、糖度測定を行う際の効率的なサンプリング法を検討した。
成果の内容・特徴
  1. マンゴー果実の糖度は、果梗部は高く、赤道部は低く、果頂部はその中間程度の値である(図1、表1)。
  2. 果実内の糖度差は、調査した全果実で2度以上の差があり、最大で3.1度の差があった(データ省略)。
  3. 各切片の分析値が著しく異なるため一切片の測定で果実全体を推定するのは困難である(図1)。
  4. 切片を組み合わせた部位の誤差は、両面果頂部で誤差及び誤差の標準偏差ともに最も小さい(表1)。
  5. 以上の結果から、果実を3枚に切断し、種子含んだ中心部を除いた両面の果頂部側1/3の糖度を測定することで、果実全体の糖度に近似した値が得られることが明らかになった。
成果の活用面・留意点
  1. 切断動作が3回と少なく、調査果肉も全体の20%程度となるため搾汁作業も容易となり効率的な分析が可能である。
  2. 測定部位を統一することで、客観的な比較が可能となる。
図表1 221477-1.jpg
図表2 221477-2.jpg
カテゴリ マンゴー

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