TMRとロールベールサイレージの同時給与技術

タイトル TMRとロールベールサイレージの同時給与技術
担当機関 福岡畜研
研究期間 2001~2001
研究担当者 横山 学
家守紹光
柿原孝彦
原田美奈子
古賀康弘
梅田剛利
発行年度 2002
要約 フリーストール方式においてイタリアンライグラスロールベールサイレージをTMRに混合せずに泌乳後期牛に給与する場合、飼槽内でTMRと同時給与するほうが草架などで別に給与(分別給与)するよりも、ロールベールサイレージの採食量が増加する。
キーワード フリーストール、ロールベールサイレージ、TMR、泌乳後期牛、採食量
背景・ねらい 現在、本県で広く普及しているロールベールサイレージは、粗飼料を細断せずにラッピングしてサイレージ調製する省力的自給粗飼料調製技術であるが、TMR(混合飼料)に混合するためには、高価な専用機械による細断が必要であり作業も煩雑となる。
このため、フリーストール農家においては、泌乳牛用のTMRには利用されず、育成牛への草架台による不断給与により利用されることが多い。しかし、草架台での給与は、採食時の食べこぼし、地面への落下、草架台中心部における変敗等による無駄が多く、その廃棄量は約20~30%にも上ると報告されている。
そこで、フリーストール農家における自給飼料の低コスト有効利用を図る目的で、ロールベールサイレージの細断やTMRへの混合をせずに、泌乳牛に給与する技術を検討する。
成果の内容・特徴 1.
ロールベールサイレージをTMRに混合せずに泌乳後期牛に給与する場合、飼槽内でTMRと同時給与するほうが別の飼槽で給与(分別給与)するよりも、ロールベールサイレージの採食量が増加する(表1)。
2.
ロールベールサイレージを同時給与してもTMR混合と比べて、泌乳後期牛における乳量・乳成分は変わらない(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
フリーストール方式においてロールベールサイレージを泌乳牛に給与する際に活用できる。
2.
TMRの栄養濃度および給与量は、乳量に応じて調整する必要がある。
図表1 222126-1.gif
図表2 222126-2.gif
図表3 222126-3.gif
カテゴリ イタリアンライグラス 低コスト 乳牛

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