ヒマワリの4月出し無加温栽培における低温遭遇による奇形花の発生

タイトル ヒマワリの4月出し無加温栽培における低温遭遇による奇形花の発生
研究期間 1999~2001
研究担当者 黒柳直彦
坂井康弘
國武利浩
谷川孝弘
発行年度 2002
要約 ヒマワリの4月出し無加温栽培で、生長点膨大期以降に氷点下の低温に1日以上遭遇すると奇形花が発生する。窒素施用量、土壌水分が奇形花の発生に及ぼす影響はない。
背景・ねらい ヒマワリは、従来は6~9月採花の露地栽培が中心であったが、短日開花性品種などが多数育成され、パイプハウス等を利用して、周年栽培が行われるようになってきた。しかし、低温期に播種を行う4月出し無加温栽培では、先端部に複数の花が着いたり、頂花と側花が癒着した奇形花の発生が問題となっている。
そこで、4月出し無加温栽培での奇形花発生に及ぼす生育中の低温遭遇、窒素施用量、土壌水分等の影響について検討し、発生要因を解明し、防止対策に資する。
成果の内容・特徴 1.
4月出し無加温栽培での奇形花の発生は、本葉展開枚数2~4枚時の生長点膨大期以降に、氷点下の低温(-3℃)に1日(6時間)以上遭遇すると起こる(表1)。
2.
生長点膨大期に氷点下の低温に遭遇する度合いが高いと、窒素施用量および土壌水分の違いに関係なく、奇形花の発生率が非常に高くなる(表2)。
3.
花芽が未分化のときに氷点下の低温に遭遇しても、奇形花は発生しない(データ略)。
成果の活用面・留意点 1.
4月出し無加温ハウス栽培において、花芽分化開始である生長点膨大期以降に、気温が氷点下に下がる恐れがある場合、内張りカーテンを行い、5℃以上に保つ。
図表1 222197-1.gif
図表2 222197-2.gif
カテゴリ 播種 ひまわり 品種

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