タイトル |
晩夏播きにおける飼料麦単播と飼料麦・イタリアンライグラス混播の適草種・品種 |
担当機関 |
福岡農総試 |
研究期間 |
2001~2005 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2005 |
要約 |
飼料麦・イタリアンライグラス混播ではエンバク「スーパーハヤテ隼」又はライムギ「春一番」とイタリアンライグラス晩生品種「マンモスB」の組み合わせ、飼料麦単播ではライムギ「春一番」が高い乾物収量を得られる。
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キーワード |
晩夏播き、飼料麦、イタリアンライグラス、混播、品種
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背景・ねらい |
飼料麦単播や飼料麦・イタリアンライグラス混播の晩夏播き栽培は、主に早播きトウモロコシや早期水稲の後作として普及している。その中で、晩夏播きした飼料麦は登熟が不安定になりやすく、また、飼料麦には草種や品種も多いため、適草種・品種に関し不明な点が多い。このため、晩夏播きした飼料麦単播及び飼料麦・イタリアンライグラス混播の収量性を比較検討し、適草種・品種を明らかにする。
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成果の内容・特徴 |
- 晩夏播きする場合には、飼料麦とイタリアンライグラスを混播すると、それぞれの単播に比べ、安定して高い乾物収量を得ることが可能である(表1、表2)。
- 単播の中では、飼料麦のライムギ「春一番」の再生力は強く、安定して2番草までの収穫が可能であるため、1.5t/10a程度の乾物収量が得られ、飼料麦・イタリアンライグラス混播と比べても同等の乾物収量である(表1、表2)。
- 晩夏播きで飼料麦とイタリアンライグラスを混播する場合、利用するイタリアンライグラスは、どの麦品種と組み合わせる場合でも、晩生品種「マンモスB」がよく、中でもエンバク「スーパーハヤテ隼」又はライムギ「春一番」と組み合わせると、1.5t/10a程度の高い乾物収量が得られる(表2)。
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成果の活用面・留意点 |
- 飼料作物の晩夏播き栽培を行う際に活用できる。
- 飼料麦の生育期間は草種により大きく異なるので、後作の栽培時期を考慮して草種を決める必要がある。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
イタリアンライグラス
飼料作物
とうもろこし
品種
ライ麦
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