| タイトル |
傾斜地果樹園用の小型浅耕機 |
| 担当機関 |
四国農業試験場 |
| 研究期間 |
1996~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
傾斜地果樹園用の小型浅耕機は、表面に小突起を備えた駆動輪を回転させることによって、表層土壌を攪拌する小型管理機である。本機により、果樹の根を傷めずに雑草を根から除去するとともに、肥料・堆肥等と表層土壌との混和も可能である。
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| 背景・ねらい |
樹冠下の中耕作業は、雑草の除去効果だけでなく、表層土壌の乾燥促進、施肥効果の向上など高品質果実生産にも寄与する。しかし、樹冠下は作業空間が狭く、特に傾斜地果樹園では既存の作業機では適応性が低いため、最近ではほとんど行われていない。そこで、傾斜地果樹園における地表面管理の軽労省力化を実現するため、樹冠下への適応性が高い小型浅耕機の開発を行う。
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| 成果の内容・特徴 |
- 開発した小型浅耕機は、小型のエンジンでV字形の小突起が表面にある駆動輪を高速回転させ、土壌表面を攪拌する管理機である。機体質量が12㎏と軽量であり、全長が1100mmと小型であるため、作業空間の狭い樹冠下でも中耕・除草作業ができる。また、突起部の表面積が小さく、機体の質量を突起部に集中的に作用させることができるので、駆動輪が回転し始めた際にその突起部が土中に入り込みやすい。しかも、突起部が土中に入り込むと駆動輪の周面が接地するので耕深が1~3㎝と浅くなり、果樹の根を傷めることなく雑草の根を除去することができる。さらに、樹冠下に散布した肥料・堆肥と土壌との混和にも使用できる特徴がある。(図1)
- 小型浅耕機による中耕除草作業は、除草くわによる人力作業と比べて作業時間が約50%に短縮するとともに、作業時の心拍数も減少し、労働負担も軽減される。(図2)
また、雑草を根から除去できるので、処理後の再生量が少なく、抑草効果が高い。(表1)
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| 成果の活用面・留意点 |
- 小型浅耕機は、草丈20㎝以下で特に除草効果が大きく、春肥散布後の中耕除草に適している。
- 傾斜地形では直進性を確保するため、斜面上下方向に作業するのが適している。
- 浅耕後の降雨による土壌流亡の防止対策として、必要に応じて被覆植物を植栽する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
肥料
病害虫
乾燥
傾斜地
雑草
省力化
除草
施肥
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