タイトル | 硬質小麦のブレンドによる北海道産小麦の製パン利用 |
---|---|
担当機関 | 品質制御研究チーム |
研究期間 | 1999~2001 |
研究担当者 |
一ノ瀬靖則 桑原達雄 高田兼則 山内宏昭 西尾善太 入来規雄 |
発行年度 | 2001 |
要約 | ホクシンにハルユタカをブレンドすると製粉歩留とファリノグラフの吸水率が、Wildcat(超強力小麦)をブレンドするとパンの生地物性が、それぞれ改善される。また、ハルユタカと北海257号のブレンドで製パン作業性が改善できる。 |
キーワード | 小麦、ブレンド、製パン |
背景・ねらい | 北海道の主要品種である麺用の「ホクシン」は生産過剰気味であり、パン用として需要の高い「ハルユタカ」は度重なる穂発芽被害で供給量が減退するなど、民間流通に移行してもなお需給のミスマッチが続いている。また、ブレンド銘柄はほとんどブレンドで、道産小麦のブレンド流通も増えている。一方で加工業者から新品種の普及により銘柄名を急変しないですむ安定した品質の小麦粉の供給が望まれている。しかし、ブレンドに関する技術、研究データの蓄積はほとんどない。そこで、道産小麦の製パンへの利用拡大を図るために、「ホクシン」に「ハルユタカ」または「Wildcat」(カナダ小麦品種)、さらに「ハルユタカ」に「北海257号」をブレンドし加工適性との関係を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 加工 加工適性 小麦 新品種 品種 |