タイトル | スペクトルイメージングによるブルーベリー果実原料中の異物検知技術 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
杉山純一 蔦瑞樹 |
発行年度 | 2006 |
要約 | 680 nm前後の3波長においてブルーベリー果実およびその上に設置した葉・枝を撮影し、得られた分光画像に画像処理を適用し、異物の検知画像を作成した。その結果、異物が実際に置かれた位置と、画像上で異物である確率が95%以上と判定された位置は良好に一致した。 |
キーワード | スペクトルイメージング、可視化、異物、検知、ブルーベリー |
背景・ねらい | ブルーベリー果実の加工現場では、金属探知器やX線検査器で除去できない異物の目視検査が行われている。しかしながら、目を酷使するため頻繁な交代が必要であり、多数の作業者を雇用せざるを得ないため食品企業にとってはコスト高が問題となっている。さらに、異物によっては果汁で果実と同じ色に染まり、目視での検知が困難なものがある。そこで本研究では、対象の位置情報とスペクトル情報を同時に取得し、肉眼では見えない情報を可視化する「スペクトルイメージング」により、目視では検知が難しい異物を高精度で検知可能な技術の開発を目指した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 加工 画像処理 コスト ブルーベリー |