タイトル | 豚丹毒・豚マイコプラズマ肺炎多価ワクチンの針なし注射による接種 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
下地善弘 芝原友幸 宗田吉広 森 康行 大石英司(株式会社 微生物化学研究所) |
発行年度 | 2006 |
要約 | 針なし注射を用いてマイコプラズマ抗原を発現する遺伝子組換え豚丹毒菌YS-19株を豚の皮内に1回接種することによって豚マイコプラズマ肺炎に対する防御反応の指標となる細胞性免疫が誘導される。また、免疫豚群は非免疫豚群に比較して肺炎病変が少なくなる。 |
キーワード | 豚マイコプラズマ肺炎、ワクチン、豚丹毒菌YS-19株、針なし注射 |
背景・ねらい | 現在、家畜のワクチン接種は注射による方法が一般的であるが、接種時の労働力確保や接種後の枝肉への注射針残留など問題が多い。また、家畜飼養の大規模化に伴いワクチン接種に省力化が強く求められており、これらの問題を解決するワクチンの開発は急務である。これまで、針なし注射(Needle-free injector)を使った免疫法が開発されているが、この方法は圧縮ガスを利用して動物に出血を起こすことなく皮内、あるいは、その深部の組織にまで抗原を注入することができ、動物を保定する必要がなく多頭に連続注入が可能になる。我々は、豚丹毒と豚マイコプラズマ肺炎に効果のある粘膜投与型の遺伝子組換え多価ワクチン候補株として経鼻噴霧接種により細胞性免疫を誘導できる豚丹毒菌YS-19株を作製している。そこで、針なし注射を用いたYS-19株の皮内接種による免疫法を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 省力化 大規模化 豚 |