妊娠牛の血漿中ステロイドホルモン濃度及び初乳中IgG濃度に対するセレン添加効果

タイトル 妊娠牛の血漿中ステロイドホルモン濃度及び初乳中IgG濃度に対するセレン添加効果
担当機関 畜産試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 鎌田八郎
柾木茂彦
野中最子
発行年度 2000
要約 妊娠牛に亜セレン酸ソーダをセレンとして0.3ppm給与することにより、妊娠後期の血漿中プロジェステロン濃度は有意に増加し、分娩時のエストロジェン濃度も増加傾向を示す。しかし初乳中の免疫グロブリンG濃度に有意な差は及ぼさない。
背景・ねらい セレンは栄養性筋ジストロフィー(白筋症)を防ぐ因子として知られていたが、その機能はそれだけにとどまらず非常に多岐にわたっていることがこれまでに報告されている。特に繁殖機能との関わりを示すデータが多く、例えば不妊の改善、卵巣嚢腫発生率の低減、胎盤停滞の防止などがあげられる。しかしその作用メカニズムはほとんど解明されておらず、必ずしもセレンの持つ機能が給与システムに生かされていない状況にある。繁殖機能におけるセレンの機能を解明する事により、セレンの積極的な利用を図り、繁殖成績を向上させることが可能となると期待される。本研究では、セレンの給与レベルの違いが妊娠牛の血漿中性ステロイドホルモン濃度および初乳中免疫グロブリンG濃度に及ぼす影響について検討する。
成果の内容・特徴 1.
図1)。セレンの黄体機能活性化効果が妊娠牛で確認された。
2.
図2)。
3.
図3)
成果の活用面・留意点 1.
妊娠牛に対するセレンの投与は黄体機能の活性化を通じて妊娠維持に貢献できる可能性が示された。
カテゴリ 繁殖性改善

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