| タイトル | ブタ骨格筋で発現しているミオシン重鎖アイソフォームの配列比較 |
|---|---|
| 担当機関 | 畜産試験場 |
| 研究期間 | 2000~2000 |
| 研究担当者 |
室谷進 千国幸一 中島郁世 田邉亮一 |
| 発行年度 | 2000 |
| 要約 | ブタの骨格筋には4種類のミオシン重鎖(MyHC)アイソフォームが存在する。決定したcDNAの塩基配列より推定すると、アクチン結合領域のLoop2および軽鎖(ELC、RLC)結合領域がアイソフォーム間の機能的差異に重要である。 |
| 背景・ねらい | 動物の骨格筋は多数の筋線維によって構成され、収縮特性の異なる筋線維が集合することで、用途に応じた個々の筋肉が形成される。筋たんぱく質のレベルで見ると、筋線維の収縮とはATPを消費するアクチンとミオシンの相互作用であり、収縮特性の異なるミオシン重鎖(MyHC)アイソフォームが収縮特性の違いを担っている。我々は、品種の異なるブタのMyHCが同じ筋肉部位でも異なったアイソフォーム構成割合を示し、豚肉の品質に違いを生じる原因の一つとなっていることを明らかとした。しかし、ブタMyHCは約1940残基のアミノ酸から構成される長大なたんぱく質であり、どのアイソフォームについてもアミノ酸配列が決定されていなかったため、どのような構造的相違が収縮活性の相違となって表れるか、明確ではない。 そこで、食肉とされる月齢のブタにおいて発現している全MyHCアイソフォームのcDNAを単離し、塩基配列を決定することで、各アイソフォームのアミノ酸配列の比較を行う。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. ランドレース種(5ヶ月齢)からMyHC-slow,-2a,-2x,-2bの4種類のアイソフォームのcDNAを単離し、塩基配列を決定した。 2. cDNAから推定されたアミノ酸配列の長さは1935(MyHC-slow)、1939(MyHC-2a)、1939(MyHC-2x)、1937(MyHC-2b)であった。 3. 図1)。 4. 図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. ブタMyHCアイソフォームの配列情報が明らかとなったため、発現系等を利用することにより各アイソフォームの収縮特性の詳細な解析が可能である。また、配列情報を基にして、アイソフォーム割合の測定方法を開発することも可能である。 |
| カテゴリ | 品種 豚 |
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