タイトル | 煎茶製造におけるクロロフィラーゼ活性変化 |
---|---|
担当機関 | 野菜・茶業試験場 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
氏原ともみ 堀江秀樹 木幡勝則 |
発行年度 | 2000 |
要約 | 〔要約〕クロロフィラーゼ(CHLase)活性は蒸熱時間が長くなる程減少し、120秒以上の蒸しでは活性はほとんど残存しない。また、CHLase活性は蒸熱により急減するが、乾燥までのその後の煎茶製造工程ではほとんど変化しない。市販煎茶中にはCHLase活性が残存し、活性に基づく総フェオホルビドa 生成量は上級なもの程多い。 |
キーワード | クロロフィラーゼ(CHLase)活性、蒸熱時間、煎茶製造工程、市販煎茶中、総フェオホルビドa 生成量野菜・茶業試験場 茶利用加工部 品質化学研究室 |
背景・ねらい | チャ生葉は摘採後直ちに蒸熱されることから、酵素活性はほとんど残存しないとされているが、蒸熱時間や蒸熱を含む製茶工程が酵素活性に与える影響についてはほとんど検討されていない。そこで、クロロフィルの加水分解作用を示すクロロフィラーゼ(CHLase)に着目し、蒸熱時間や製茶工程がCHLase活性に与える影響について検討した上で、市販煎茶の残存活性の有無及びその程度について明らかにする。CHLase活性能はフェオホルビドa (PB a )生成能より換算し求められることから、残存活性に基づくPBa 生成量を明らかにすることで、人に対して光過敏毒性を示すPBa 量に基づく市販煎茶の健全性評価に資する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 加工 乾燥 茶 |