タイトル | 18.国土数値情報と統計データの統合利用による任意領域の耕地面積の推計手法 |
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研究期間 | 2000~2002 |
研究担当者 |
原口暢朗 小川茂男 島 武男 福本昌人 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 国土数値情報の土地利用データ(約100mメッシュデータ)による農地の空間 分布の情報と市町村単位の耕地面積に関する統計データを、GISを用いて統合利用することにより、任意領域の耕地面積を推計することができる。農業工学研究所・地域資源部・土地資源研究室 |
背景・ねらい | 耕地面積に関する情報は、農業農村整備の計画策定、および、農業・農村の有する多面的機能の定量的評価の基礎資料として不可欠である。しかし、毎年公表され精度の高い耕地面積の統計データは市町村を単位として集計されているため、事業計画区域や小流域など任意の領域の面積推計には、直接利用することができない。そこで、地理情報システム(GIS)を利用して、耕地面積の統計データと国土数値情報を用いて任意領域の耕地面積を迅速に推計する手法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本手法は、耕地面積の推定を通じて、小流域あるいは事業計画区域等の任意領域における国土保全機能等の多面的機能の定量的評価に活用できる。なお、細密数値情報が整備されている地域(三大都市圏)や大縮尺の地形図が整備されている地域では、さらに高い精度で面積推計をすることができる。 |
カテゴリ | データベース |