タイトル | 夏季におけるフェンロー型温室内の気温分布のCFDシミュレーション |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
奥島里美 佐瀬勘紀 森山英樹 石井雅久 林 真紀夫(東海大開発工) |
発行年度 | 2008 |
要約 | 夏季にフェンロー型温室で天窓換気をしたときの気温は、風上側が風下側よりも高かったが、CFDシミュレーションによって室内の気流・気温分布を解析すると、室外の風向きと逆向きの気流が形成され、風上側に気温の高い部分が発生することが示される。 |
キーワード | 自然換気、気温分布、気流分布、CFD |
背景・ねらい | フェンロー型温室は構造部材が細く光環境に優れ、建設コストも安価であることから、大規模な温室を建設するケースが増えているが、温室の周年利用のためには強日射時の高温抑制が重要となっている。また、温室の連棟数が増えた場合、室内の気流や気温に偏りが発生することも問題となっている。数値流体力学(Computational Fluid Dynamics:CFD)は温室の換気特性を解明するための有効な一つの手法であるが、自然風や太陽光の影響を含めて解析した例は少ない。本研究では、夏季にフェンロー型温室で天窓換気をしたときに測定した室内気温の実測値と、CFDの手法に自然風および日射モデルを適用して求めた室内気温の計算値を比較し、CFDの計算精度を検証する。加えて、天窓換気時のフェンロー型温室内の気流・気温特性をCFDシミュレーションによって解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 経営管理 コスト |