タイトル | マグホワイトと石灰窒素の併用による飼料イネのカドミウム吸収抑制効果 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
一條利治(電気化学工業(株)) 若杉晃介 小堀茂次(東武化学(株)) 増田隆仁 藤森新作 北川 巌 |
発行年度 | 2008 |
要約 | カドミウム汚染土壌にマグネシア系土壌硬化剤「マグホワイト」と石灰窒素を混合して、飼料用稲を湛水表面散播し慣行栽培すると、玄米、籾殻、わらのカドミウム吸収が抑制され、地上部の生育も対照区と同等となる。 |
キーワード | 水稲、飼料用稲、カドミウム、マグホワイト、石灰窒素 |
背景・ねらい | 食料自給率向上と食の安全・安心は国民生活において必要条件であり、主食であるコメについては、0.4mg/kg以上の玄米に対して流通防止対策がとられている。また、家畜の飼料については、1mg/kgを超えるものが販売されないよう指導されている。カドミウムの吸収抑制技術として湛水管理やアルカリ資材による吸収抑制技術が進められている。従来の客土による土木的対策では多額の費用を要するため、土壌改良資材等を用いた低コストなカドミウム吸収抑制技術を確立する必要がある。そこで、マグネシア系土壌硬化剤「マグホワイト」で生成するアパタイトによるCd不溶化(構造中へのCd取り込み)と石灰窒素による難溶性塩のカドミウムシアナミド(CdCN2)の生成、加えて石灰窒素とマグホワイトの併用によるCdCN2の安定化(マグホワイトのアルカリ作用)が水稲のCd吸収に及ぼす影響について検証する。本報では転作作物として有用である飼料イネを用い検証する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 栽培技術 飼料用作物 水稲 大豆 低コスト 土壌改良 品種 水管理 |