| タイトル |
稲作農家の今後の経営意向と将来展望 |
| 担当機関 |
農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1992~1992 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1992 |
| 要約 |
全国の稲作農家を対象に,後継者問題,10年後の農業経営の姿,集落の農業について質問したアンケートの分析である。10年後の経営は,現状維持の農家が多いものの,規模縮小・離農農家も3割程度と高い割合になっている。
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| 背景・ねらい |
日本農業の21世紀構造展望に関する調査研究の一環として,市町村の農政担当者のアンケート とともに,稲作農家が農業をどう位置付け,将来の経営をどうしていくかについてアンケート を行ったが,これはその分析結果である。
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| 成果の内容・特徴 |
- 10年後に農業経営を中心的に支える人は,「現在と同じ」が49%,「あとつぎ」が13%となって
おり,「いなくなる」と答えた農家も13%とかなり高くなっている。「いなくなる」と答えた農 家は,小規模,山間,高齢者による経営といった農業が脆弱化しているところに多い。
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10年後の農業の見通しは,拡大志向が1割にも満たないのに対し,現状維持が62%,規模縮小・ 離農志向の農家は3割程度と高い割合になっている。地域別では,稲作拡大志向が強いのは,北 海道,東北,北陸であり,その他拡大の志向が強いのは北海道,九州となっている。規模縮小農 家は,都市近郊を中心に広範な地域で多く,離農志向の農家は北海道,九州で多くなっている (表1)。
- 稲作拡大志向の農家の6割以上が平地,7割以上が水田地域となっており,平地水田地域で多い。
これらの農家の10年後の水田目標面積は,北海道で10~20ha,都府県では,3ha未満が最も高 い。特に関西以西では小規模の農家が多くなっている。
- アンケート回答農家が自ら身のおいている集落の農家の10年後をたずねると,農家が1~2割減少
するが41%,3~4割減少が26%とかなりの減少を見込む農家が多い。集落内に60歳未満の農業就業 者が10戸以上いると答えた農家は,現在は37%であるが,10年後には27%と大きく減少するとみて いる。60歳未満の農業就業者がいないと答えた農家は,現在で13%,10年後には20%になるとみて いる(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
アンケートの回答数が8千余りと多く,稲作農家の実態がよく出ていると思われる。現在の農民の 考えを分析するうえで,貴重な資料となると考えられる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
経営管理
水田
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