タイトル | 投資による規模拡大と経済効率性の改善 |
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担当機関 | 農業総合研究所 |
研究期間 | 1993~1993 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1993 |
要約 | 投資の収益率には農家間で大きな分散が観察される。確率論的フロンティア関数を推計した結果、こうした分散が、規模の経済性を考慮した規模拡大率と、経済効率性の変化によって説明されることがわかった。 |
背景・ねらい | ミクロ・データを使った分析で、投資の実質収益率に分散が現れる ことは必然であり、利子率を基準とすれば、それは資金の償還分を 超える利潤を得た農家と、そうでない農家の技術水準ないし経営者 能力の差異を意味している。分析の目的は、投資収益率の分散が個 別農家に特殊な事情や、まったくの偶然に起因するものではないこ とを示すことにある。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | ここで標本として取り上げられた農家は、比較的大規模な自立経営 である。本分析は新政策に謳われている「新しい経営体の育成」に ついても、多くの示唆を与えるものと思われる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 規模拡大 経営管理 肉牛 乳牛 |