| タイトル |
米の価格形成の弾力化の影響に関する分析 |
| 担当機関 |
評価・食料政策部 |
| 研究期間 |
2001~2001 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2001 |
| 背景・ねらい |
食糧法施行後における自主流通米と計画外流通米の競争関係の変化を価格形成の弾力化との関連の下に分析するとともに、産地品種銘柄間の価格関係の変化が生産者の対応に及ぼした影響を明らかにする。 自主流通米価格、計画外流通米価格、卸売業者在庫、自主流通米販売量等入手可能な月次データに関する回帰分析による。
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| 成果の内容・特徴 |
- 自主流通米価格の形成要因の分析
自主流通米価格形成センターにおける自主流通米の入札価格は、7~9年産については、値幅制限の下限価格によってほとんど決まっていたと言えるが、10年産以降は、その年々の作況指数、前月末の卸売業者在庫及び自主流通米上場数量が大きな影響を及ぼすようになっている。その意味では、需給要因がより大きく反映する方向での価格形成の弾力化が進んだ。 第1表 自主流通米価格の形成要因 - 自主流通米と計画外流通米の価格関係の要因分析
10年産から値幅制限の撤廃の代わりに導入された希望価格申出制が計画外流通米との価格比に及ぼした影響度合を分析すると(注)、申込は十分ありながら落札量を絞り込むような希望価格は、計画外流通米との価格競争力を弱める大きな要因となっていると言える。 (注)希望価格を申し出た銘柄は非公表であるので、これについて一定の仮定(申込数量比率>1かつ落札率<1)をおいて分析した。 第2表 自主流通米と計画外流通米の価格比の要因分析 - 卸売業者による自主流通米仕入需要量の要因分析
計画外流通米との競合を前提として卸売業者による自主流通米の仕入需要を分析すると、10年産以降、特に自主流通米自身の価格に対してより大きく反応するようになった。また、計画外流通米価格に対する弾力性も高まっており、計画外流通米の流通量の増加とともに、自主流通米の仕入需要における計画外流通米との競合度合の高まりを示している。 第3表 卸売業者による自主流通米仕入需要量の要因分析 - 計画外流通米の価格変化を考慮に入れた自主流通米の卸売業者による仕入需要量変化
自主流通米価格と計画外流通米価格の連動関係を考慮して、自主流通米流通価格と流通コストが低下した場合の仕入需要増加と生産者手取額の変化を試算すると、価格の1%低下に対して仕入需要は0.82%の増加となる。この場合、生産者手取額は0.28%の減少となるが、需要増加を考慮しない場合に予想される結果(1.1%の低下)よりも相当小さい。希望価格申出制の下では、生産者価格に対する影響への懸念が、実勢価格以上の希望価格を申し出る誘因となる。しかし、出荷団体における流通コストの低減と実勢をより反映した希望価格水準が相まって、自主流通米仕入需要及び生産者手取額を増加させることが可能である。 第4表 卸売業者による自主流通米仕入需要量変化率 第5表 自主流通米生産者手取額変化率 - 銘柄別自主流通米価格が作付に及ぼした影響
銘柄別自主流通米価格の相対関係が、作付の変化に及ぼした影響を検証すると、各県における銘柄別作付割合は、概して価格の高い銘柄あるいは価格の上昇した銘柄にシフトしていると言えるが、その影響度合いは必ずしも高いとは言えない。 第1図 相対価格と作付変化 第2図 価格変化と作付変化
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
コスト
出荷調整
品種
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