低温暗黒処理苗を用いたイチゴの露地促成栽培

タイトル 低温暗黒処理苗を用いたイチゴの露地促成栽培
担当機関 愛媛県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 角田和利
大林弘道
福田康彦
発行年度 2000
要約 低温暗黒処理したイチゴ苗を露地で栽培することにより、10月下旬~1月上旬頃まで収穫が可能で、果実が硬く糖度の高いイチゴが生産できる。
背景・ねらい
イチゴの促成栽培は、
ハウスで行うのが一般的であるが、露地で栽培できれば施設・資材費がかからず手軽に取り組める。そこで、低温暗黒処理した苗を露地で栽培する方法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 露地促成栽培用の品種は低温暗黒処理による花芽分化率の高い‘とよのか’および、株当たり収量の高い‘女峰’が適する(表1)。
  2. 低温暗黒処理は、処理開始時期が早いほど収穫が早まり多収となるが、果実がやや小さくなるため、8月10日ないし15日頃から20日間程度の処理とする(表2)。 
  3. 露地促成栽培では、降雨により果実の腐敗や果皮障害が多く発生するが、雨よけトンネルによりこれらを軽減することができる(表3)。
  4. 露地促成栽培のイチゴは、ハウス栽培に比べて硬く、糖度が高い(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 冬季温暖な平坦地で活用できるが、収穫期間が限られるため、通常のハウス栽培に比べ収量が少ない。
  2. 動物やナメクジによる食害を受けることがある。

図表1 228894-1.jpg
図表2 228894-2.jpg
図表3 228894-3.jpg
図表4 228894-4.jpg
カテゴリ いちご 品種

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