アスパラガスの茎部陥没症(仮称)発生条件の解明と対策

タイトル アスパラガスの茎部陥没症(仮称)発生条件の解明と対策
担当機関 愛媛県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 水口聡
渡辺久
発行年度 2000
要約 春にアスパラガスを発泡スチロール容器で輸送すると、市場等で茎がへこむ障害が発生することがある。密閉条件で保蔵温度が15~20℃で発生するが、通気することで障害発生は回避できる。
背景・ねらい
アスパラガスの茎部陥没症(仮称)は茎の中央部がへこむ障害で、春に市場等において発生する。そこで、この障害発生の時期や温度、容器内ガスや植物体の品質などを調査し、発生条件を明らかとするとともに、障害発生を回避する方策を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 障害は主に茎の中央部がへこみ、その後褐変するものである(図1)。
  2. 障害の発生は季節と密接に関係し、3月上旬以降発生しはじめ、4月下旬以降急激に減少する(図2)。
  3. 障害は春に発泡スチロール容器で輸送されたものに発生し、ダンボール容器では発生しない。障害発生時の容器内炭酸ガス濃度は9~18%である(表1)。
  4. 障害は、保蔵温度が12.5℃から25℃で発生するが、特に15~20℃で発生が多い(図3)。
  5. 通気する事により、発泡スチロール容器での障害発生は完全に防止できる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 障害発生の多い時期は4月上旬から下旬である。4月下旬からは急速に減少するので、4月以外の対策は必要ない。

図表1 228912-1.jpg
図表2 228912-2.jpg
図表3 228912-3.jpg
図表4 228912-4.jpg
図表5 228912-5.jpg
カテゴリ アスパラガス 輸送

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