| タイトル |
衛星発信機によるアカウミガメの移動経路追跡 |
| 担当機関 |
独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所 |
| 研究期間 |
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| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2003 |
| 背景・ねらい |
- 2002年および2003年に本州東方沖の洋上および産卵海岸(静岡県御前崎町)において、アカウミガメ(亜成体・成体雌)にアルゴス発信機(図1)を装着することにより移動経路を追跡し、移動経路と海洋環境の関わりについて検討した。
- これまで北西太平洋に分布するアカウミガメ亜成体の移動を追跡した例はなく、本研究によって、夏季から秋季には、北緯27~42゜Nの範囲を移動していることが確認された(図2)。
- 従来日本を産卵地とするアカウミガメ成体雌は、産卵後に東シナ海へ移動すると考えられていたが、産卵後に北西太平洋へ移動する個体も存在することが明らかになり、亜成体とともに当海域が重要な索餌場であることが示された。
- アカウミガメの移動範囲は亜熱帯領域と亜寒帯領域の間の移行領域であり、海表面水温は17~23℃であった。
- アカウミガメは滞留と移動を繰り返しており、滞留は移行領域内の暖水域または冷水域の存在と強く関連していた。
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| 成果の活用面・留意点 |
産卵雌個体を中心に、より多くの個体へ発信機を装着することにより、更なる情報を蓄積し、アカウミガメの季節的な分布・索餌域を特定する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
亜熱帯
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