内湾域の浮遊性アオサの増殖特性

タイトル 内湾域の浮遊性アオサの増殖特性
担当機関 独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
研究期間
研究担当者
発行年度 2003
背景・ねらい ねらい・目的:
近年、沿岸開発の進行した内湾域で異常増殖している浮遊性の緑藻アオサ類について、広島湾をモデル海域として、その生態特性・増殖機構を明らかにした。
成果の特徴:
  1. 浮遊性アオサ類の構成種を明らかにし、広島湾においてはアナアオサが主であることを明らかにした。
  2. 広島湾における浮遊性アオサ類の分布特性(図1)と現存量(図2)の季節変化を明らかにした。
  3. 浮遊性のアナアオサは周年を通じて高い成長を示し、日間成長率(重量ベース)の年間平均は10.5%/dayになることが明らかになった(図3)。
  4. 広島湾の浮遊性アオサの総現存量(表1)を試算し、大型褐藻のホンダワラ類や海産顕花植物のアマモの現存量をはるかに上回ることが明らかになった。
成果の活用面・留意点 内湾生態系の物質循環・生物生産過程に果たすアオサの役割を評価するための重要資料である。
図表1 229425-1.png
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