| タイトル |
愛媛県伊予灘海域における小型エビ類4種の分布と産卵期 |
| 担当機関 |
愛媛県中予水産試験場 |
| 研究期間 |
2000~2004 |
| 研究担当者 |
和田有二
|
| 発行年度 |
2004 |
| 背景・ねらい |
伊予灘海域においては、これまでに小型エビ類の漁獲実態等の整理、分析がおこなわれているが、生態に関する知見は乏しく、生活史は解明されていない。このため2000年度から小型エビ類の加入機構を解明する目的で、当海域における産卵から漁獲加入に至るまでの資源生態調査をおこなっている。
|
| 成果の内容・特徴 |
- 対象海域における小型エビ類集団を夏季から秋季の間観察した結果では、当海域における対象4種の底質や水深からみた分布は、東海・阪地(1989)の整理と一致、種組成は1991年の調査結果(愛媛県、1992)に類似しており、分布、種組成が安定していることが示唆された。
- 生殖腺指数(GSI)が5以上を示す個体が雌サンプルの過半数を占めた期間は、サルエビが6~8月、アカエビが8~9月、キシエビ、トラエビが7~8月で、この期間が産卵期であると考えられた。
|
| 成果の活用面・留意点 |
- 将来の資源管理に向けて、産卵期の定性的管理、例えば採捕制限区域や期間の設定に寄与できるものと考えている。
- 過去の漁獲実態調査では、小型エビ類の漁獲組成には大きな年次変動がみられているが、本種は、市場動向や同時に入網する他魚種の質・量によって、水揚げ前に選別、廃棄される銘柄や大きさが異なる特殊性を持つことから、漁獲統計が資源状態を反映していない可能性がある。
|
| 図表1 |
 |
| 図表2 |
 |
| 図表3 |
 |
| カテゴリ |
|