| タイトル | ベニズワイの食性と餌料環境 |
|---|---|
| 担当機関 | 独立行政法人水産総合研究センター日本海区水産研究所 |
| 研究期間 | 2006~2010 |
| 研究担当者 |
白井 滋 養松郁子 廣瀬太郎 |
| 発行年度 | 2007 |
| 背景・ねらい | これまでまったく知見のないベニズワイの食性および海域や水深による餌料環境の違いを明らかにすることを目的として、調査を行った。 |
| 成果の内容・特徴 | 胃内容物としては、イカ類、カニ類、ヨコエビ類が比較的高い頻度で出現し、他に、魚類、貝類、魚あるいは甲殻類の卵などが見られた。隠岐島西部ではクラゲ様の組織片も多数出現した。海域別では、兵庫県沖と隠岐島北東部の海域ではイカ類が、日本海北部の最上堆と越路礁ではカニ類がもっとも高い頻度で出現した。水深1300mを境にして比較したところ、いずれの海域でも浅い方ではイカ類が、深い方ではカニ類がそれぞれ高い頻度で出現する傾向が認められた。水深1000mを超える海底に生息するカニ類はベニズワイのみのため、日本海の北部ほど、また、水深が深いほど、高い頻度で共食いが起こっていることを示唆している。このことから、ベニズワイは水深や海域によって、餌がかなり乏しい環境に生息していることが推測され、海域による餌量の違いが、ベニズワイの成長や成熟を制限している可能性が示唆される。 |
| 成果の活用面・留意点 | ベニズワイの深度分布様式や海域による成長や成熟サイズの違いを形成する要因を考慮する際の基礎的見となる。 |
| 図表1 | 229962-1.pdf |
| カテゴリ |
| 放牧育成肥育素牛の肥育特性 |
| スルメイカの再生産曲線と持続生産量 |
| メタゲノム解析を利用したプランクトン新規モニタリング技術の開発 |