| タイトル | DNAマーカーによるクルマエビの放流効果の把握 |
|---|---|
| 担当機関 | 栽培技術開発センター |
| 研究期間 | 2006~2010 |
| 研究担当者 |
加藤雅博 照屋和久 菅谷琢磨 虫明敬一(養殖研究所) |
| 発行年度 | 2007 |
| 背景・ねらい | クルマエビは、我が国で最も早く種苗の大量生産技術が確立された種であり、全国各地で毎年1億5千万尾の種苗が放流されている。しかし、それらにおいては必ずしも十分な放流効果が得られておらず、新たな研究開発による放流技術の向上が求められている。本課題ではより持続性が高く複数の放流群の識別が可能な標識の開発を目的とし、マイクロサテライトDNA及びミトコンドリアDNAマーカーでの個体識別技術を応用した放流種苗の識別に取り組んだ。 |
| 成果の内容・特徴 | DNAマーカーで予め遺伝子型を明らかにした天然クルマエビを親として、これらから得られた体長5cmの種苗約20万尾を、7~8月に大分県沿岸の佐伯湾に放流した。その後、8~11月に放流地点周辺でのサンプリングを行い、DNAマーカーによる分析を行った。その結果、得られた642尾のサンプルのうち56尾において種苗生産に用いた親エビとの間に親子関係が認められ、DNAマーカーが放流種苗の識別に有効であることが判明した。 |
| 成果の活用面・留意点 | DNAマーカーが放流調査における種苗の識別に有効であることが示された。また、放流後約3ヶ月の時点でも放流種苗が確認され、DNAマーカーがより長期かつ広範囲の放流効果調査に有効である可能性が強く示唆された。 |
| 図表1 | 230004-1.pdf |
| カテゴリ | DNAマーカー |
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