| タイトル | シャコガイ母貝の成熟促進技術開発 |
|---|---|
| 担当機関 | 沖縄県水産海洋研究センター |
| 研究期間 | 2004~2006 |
| 研究担当者 |
岩井憲司 |
| 発行年度 | 2007 |
| 背景・ねらい | 当センターでシャコガイの増養殖技術開発に取り組んだ結果,ヒレナシジャコ,ヒレジャコ,ヒメジャコの種苗生産を行うことが可能となり,現在,当センターで生産した種苗を県内の漁業関係者に配布している。シャコガイの養殖技術も開発され,その方法が県内に普及した結果,種苗の要望数は急増するようになった。しかし,これらの採卵時期はいずれも春季から夏季に限られており,採卵及び種苗生産時期が重なるため増加した要望数に応じることが困難な状況にある。そこで,これらの採卵を任意の時期にずらして種苗生産出来れば,増加する種苗要望数に対応する事が可能となる。そのため,シャコガイ母貝の成熟を人工的に制御し,周年を通して採卵できる技術開発に取り組んだ。 |
| 成果の内容・特徴 | 1.加温流水飼育を行うことで冬季においてヒレジャコを自然放卵させることに成功した。放卵数は数千万粒と推定され,常温飼育の対照区では放卵は確認されなかった。15個体程度のヒレジャコの母貝を26~28℃に加温飼育することで,冬季において採卵が可能であることが分かった(図1,図2)。 2.ヒメジャコについても,20個体程度の母貝を26~28℃に加温飼育して自然光と照明を併用することで9個体の母貝から5,540万粒の採卵に成功した。常温飼育の対照区からも3個体の母貝採卵できたが,卵数は270万粒と通常の採卵としては非常に少ないレベルであった。ヒメジャコについても上記処理により冬季の採卵が可能であることが分かった(図1,図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | ヒレジャコとヒメジャコの冬季採卵に成功したことで,冬季における種苗生産の可能性が開けた。 |
| 図表1 | 230064-1.pdf |
| カテゴリ |
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