夏秋キュウリの摘葉法

タイトル 夏秋キュウリの摘葉法
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1991~1992
研究担当者 沼田光夫
竹内睦美
発行年度 1992
要約 夏秋キュウリの摘葉は、主枝葉が25葉程度展開した後であれば、従来より枚数を多くして、一度に5枚以上摘葉しても問題ない。このことで、管理作業が効率化され、株の過繁茂防止と新葉への円滑な更新を行い、長期どりに有効である。
背景・ねらい 夏秋キュウリを長期どりするには、株の過繁茂を防いで、新葉を連続的に発生させる
必要があり、摘葉は重要な管理作業である。慣行法では株が過繁茂になってから摘葉を
開始し、1回の摘葉数を2~3枚としてきた。このため、摘葉労力を多く要し、管理作業が
遅れがちになった。これを改善するため、摘葉開始時期と摘葉枚数について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 1回の摘葉枚数が慣行(2~3枚)の場合は、主枝の展葉数が20枚以上に生育した後であれば、
    下位節から摘葉を開始しても収量や上物率への影響が少ない
    (図1、表1)。1回の摘葉枚数を多く(5、10枚)した
    場合は、摘葉開始時期が早いと初期収量が少なくなるが、後期収量はむしろ多くなる
    傾向がある。(図2、表2)
    (図3、表3)
  2. 1回に行う摘葉枚数は、主枝が25節程度展葉した後であれば、5葉以上摘葉しても
    収量には問題ない。(図2、表2)
  3. これらのことから、夏秋キュウリの摘葉は、株の過繁茂防止、管理作業の効率化、
    新葉への円滑な更新のために、主枝が25節程度展葉したら、早めに行うのがよい。また、
    1回の摘葉枚数は、5枚程度摘葉すると作業が効率的に行える。
成果の活用面・留意点
  1. 仕立て法は、福島県の標準栽培(主枝1本、中断からの側枝1本仕立て)により実施した。
  2. 1回の摘葉枚数を多くする場合、摘葉開始時期が早すぎると、処理の収量を下げるおそれ
    がある。主枝が25節以上になってから開始すること。
  3. 本技術は、長期どりの作型に有効である。
図表1 230337-1.gif
図表2 230337-2.gif
図表3 230337-3.gif
カテゴリ きゅうり

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