イチゴの夜冷育苗施設の効率的利用法

タイトル イチゴの夜冷育苗施設の効率的利用法
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1990~1993
研究担当者
発行年度 1993
要約 イチゴの促成栽培において夜冷施設を午前と午後に分割して二回利用し、さらに日中4時間冷蔵を加え三回利用して従来の2~3倍の苗を処理する。
背景・ねらい イチゴの促成栽培では、夜冷育苗施設を利用した花芽分化促進が行われているが、
施設が高価なわりに利用できる株数が少ない。
また処理時間帯も最適時間帯が正確に知られていない。
そのため有利な処理時間を知り、施設の利用度を高め、コストの低下をはかる。
成果の内容・特徴
  1. 夜冷短日処理期間は、7月中旬~8月中旬の約一カ月間が良い。
    これより早い処理は、収穫開始が早まるが冬季に成り休みをした。
  2. 一日二回利用する場合は、20時入庫・10時出庫の「朝冷」と、
    14時入庫・20時出庫の、「夕冷」が良い。
    「夕冷」は17時入庫・9時出庫の「慣行」と比較し効果に大差がなく、
    「朝冷」は花芽分化がやや遅れるが、処理有効株率は前者と同様100%であった(
    図1)。
  3. 一日三回利用する場合は、上記に、10~14時入庫の「昼冷」を加えると良い。
    「昼冷」は、7月22日~8月17日処理では標準と同程度の収量を得た。(
    図1、
    図2)
  4. 収穫開始は短日処理開始からほぼ3カ月後であった。年内収量は、
    7月中旬~8月中旬「夕冷」処理で110g/株前後であった。
    (図1)
    図3 時期別収量(1992)
成果の活用面・留意点
  1. 夜冷施設を従来の2倍以上の効率で活用することができる。
  2. 「夕冷」と「朝冷」の入れ替えは必ず日没後または日の出前とする。
  3. 出し入れ日が不規則だと極端に花芽分化率が低下する。
図表1 230515-1.gif
図表2 230515-2.gif
図表3 230515-3.gif
カテゴリ 育苗 いちご コスト

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる