経営の魅力度評価法

タイトル 経営の魅力度評価法
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1994~1995
研究担当者
発行年度 1994
要約 農業経営の発展のためには、優秀な人材が農業に魅力を感じ、希望を持って参入するための受け入れ条件づくりが重要である。そこで若者が職業選択する場合に、何をどれだけ重要視して選択するのかの重要度評価結果をもとに、経営改善をすすめる必要がある。農業経営体の魅力度を簡易に評価し、若者のニーズに合った魅力ある経営に改善するポイントを明らかにするため、経営体の魅力度を総合的に評価する手法を検討した。
背景・ねらい 農業の担い手は減少の一途を辿り、特に若者や女性の農業離れが著しく、
社会問題にまで発展している。
農業の担い手確保のために、経営成績(主に経済性)の改善向上、親子契約の推進、
月給制の導入、新部門開始の資金援助などが論じられてきたが、依然として担い手確保
は困難な状況にある。
担い手確保にあたって、農業にどんなニーズを持っているかの調査は数多く
行われてきたが、農業経営体が若い世代や女性のニーズにあった魅力を
備えているかどうかの評価はほとんど行われてきていない。
そこで、若い世代が職業選択の重要なポイントとする項目について、
重要度評価を行い、それを基に指数化並びにスコアを算出し、
魅力度を総合的に評価する方法を検討した。
自己評価並びに他の企業等との比較を容易にし、改善のポイントを明らかにすることを
ねらいとした。
成果の内容・特徴
  1. 内容
    1. 若者が職業選択にあたって重要なポイントに考えているとされる、給料水準、
      週休制、退職金制度、労災・年金の加入、資本金の大きさの5項目を取り上げた。
    2. 農業実践大学校の学生21名による各項目の重要度評価を実施し、
      全体が100になるようにウエイト配分した。
      (図-1)
    3. 評価標準は県職員の水準を参考として、資本金については法人経営の資金操り等を
      考慮して2.000万円とした。
    4. 実際水準の判定基準
      は県職員の就業条件等を4段階に設定した。
    5. 各項目の評価標準と実際水準から指数を算定し、得られた数値にウエイトを掛けて
      スコアを求め、総合得点を求める方法で魅力度を評価する。
      指 数=実際水準÷評価標準
      スコア=ウエイト×指数
    6. この手法を用いて3つの経営体について評価を行い、
      表-2の結果が得られてた。
  2. 特徴
    1. スコアを算出することで、経営自体の魅力度水準が簡易に評価でき、
      改善の目安が明らかとなる。また他の経営との比較が容易となる。
    2. 何を重要視して評価するか、その目的にあわせて各項目の入れ替えも可能であり、
      項目の重要度を変更して、あるいは項目数を増減して評価することも可能である。
成果の活用面・留意点 評価指標、ウエイト、評価標準、実際水準の基準の基準設定は固定したものではなく、
地域の実情や、評価の目的等によって、自由に変更して活用できる。
図表1 230650-1.gif
図表2 230650-2.gif
カテゴリ 経営管理 評価法

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