誘導三眠化した原蚕の産卵性と次代蚕の飼育成績

タイトル 誘導三眠化した原蚕の産卵性と次代蚕の飼育成績
担当機関 福島県蚕業試験場
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 イミダゾール系化合物(KK-42)投与により誘導した原蚕の三眠蚕は四眠蚕に比べて産卵性は優れ、次代蚕の飼育成績も遜色がなかったことから、原蚕飼育にKK-42が利用できる。
背景・ねらい イミダゾール系化合物(KK-42)を四眠蚕に投与すると三眠蚕が高率で誘導されること
から、糸繭生産においては細繊度繭の生産にKK-42が利用されている。一方、現行の
種繭生産においては四眠性の原蚕を飼育しているが、誘導三眠化した原蚕を使用すれば
飼育日数の短縮とあわせて産卵性の向上が期待できる。そこで、原蚕飼育におけるKK-42の利用の可能性を検討するため、誘導三眠化した原蚕の産卵性と次代蚕の
飼育成績を調査した。
成果の内容・特徴
  1. KK-42の投与方法はアセトンで40ppmに希釈した溶液を3齢桑付け後8、22、29時間目の
    各給桑直前の蚕体に噴霧する。
  2. KK-42の投与により誘導三眠化蚕の飼育日数は四眠蚕に比べ、日本種が4日、中国種が
    3日程度短くなった。
  3. 種繭1kgあたりの正常卵量は誘導三眠化蚕が四眠蚕よりも多い傾向にあった。
  4. 次代蚕の飼育成績については、誘導三眠化蚕は四眠蚕に対して遜色なかった。
  5. 原蚕飼育にイミダゾール系化合物KK-42が利用できることが認められた。
表1 誘導した3眠化蚕の飼育成績および産卵性
表2 次代蚕の化蛹歩合および繭の計量形質
成果の活用面・留意点 誘導三眠化蚕の場合、一定量の蚕種を製造するために要する蛾数は四眠蚕に比べて
多くなるため、雌雄鑑別・交尾・割愛等の作業量が多くなる。
図表1 230734-1.gif
図表2 230734-2.gif
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