| タイトル |
酒造好適米「山形酒49号(出羽燦々)」の高品質米生産のための施肥法と刈取適期 |
| 担当機関 |
山形県立農業試験場 |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
「山形酒49号(出羽燦々)」の高位安定生産のための栽培指標を作成した。穂肥の追肥時期は出穂前20日が適当であり、この時の葉色は葉緑素計で約40である。刈取適期は、出穂後積算気温950℃~1,150℃である。
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| 背景・ねらい |
近年、純米酒、吟醸酒が嗜好され、酒造好適米(もと米)の需要が増大してきている。このため、優良品種「山形酒49号(出羽燦々)」の一般作付けに向けて、特に好適な施肥法及び刈取適期を策定し、高品質な酒米の安定生産の資とする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 施肥基準(基肥窒素成分0.4kg/a、活着期0.2kg、穂肥0.15kg)により栽培指標(稈長85cm、穂数320本/㎡、籾数27,000粒/㎡、千粒重25.8g、精玄米重58.0kg/a)にそった生育が可能である。
- 茎数を早期に確保できる地域では、基肥量を0.3kg/a程度に減肥が可能である。
- 活着期追肥を省略するために基肥を贈肥することは、過大生育となり減収、品質低下となるため、活着期追肥を基肥に上乗せしない。
- 穂肥の時期は、出穂前20日が適当である。この時の葉色は、葉緑素計で約40(葉色板で約4.8)を目安とする。
- 7月10日~20日頃の葉緑素計(SPAD502)と葉色板(フジカラースケール)には、正の相関関係がみられ、読み換えが可能である。読み換え式は、葉色板値=0.17×葉緑素計値-2.01である。
- 1等米以上の品質を確保できる刈取適期は、出穂後積算気温950℃~1,150℃であり、刈取始期の青籾歩合は約20%である。
(具体的データ)
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| 成果の活用面・留意点 |
- 刈取適期は、籾数27,000~30,000粒/㎡程度の場合の目安とする。
- 栽培適地は、平坦部の中山間寄りから中山間部の平坦寄りであり、登熟期頃の日照不足は、収量及び品質の低下(心白発現率の低下、乳・腹白粒の増加など)を招くので、山際等の日照不足を生じやすい場所での栽培は避ける。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
カラー
酒造好適米
施肥
中山間地域
品種
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