オリエンタルハイブリッド系ユリにおけるリン片繁殖球根の肥大経過

タイトル オリエンタルハイブリッド系ユリにおけるリン片繁殖球根の肥大経過
担当機関 秋田県農業試験場
研究期間 1995~1996
研究担当者
発行年度 1995
要約 オリエンタルハイブリッド系ユリのリン片繁殖は、リン片ざし後2年球で花蕾数3輪以上の個体は、「カサブランカ」で60%、「ル・レーブ」、「スターゲーザー」で9%であり、リン片ざしによる球根養成年限は、「カサブランカ」でリン片ざし後2年程度、「ル・レーブ」、「スターゲーザー」では3年を要する。
背景・ねらい オリエンタルハイブリッド系ユリのリン片繁殖球根の養成年数別肥大経過と生育・開花特性を明らかにして、種球根の効率的養成に資する。
成果の内容・特徴
  1. リン片ざし後の球根肥大は年数の経過とともに増加し、0→1年<1→2年<2→3年となる。品種間差は「カサブランカ」>「ル・レーブ」>「スターゲーザー」の順となり、3年経過後も同様である。しかし、リン片ざし後3年の球根重の増加率については、「ル・レーブ」が高い傾向を示した(表1、図1、2)。
  2. リン片ざし後2年球の切花長は「カサブランカ」が最も大きく、花蕾数3個以上着生した個体は約60%を占めるが、他の品種では切花長が劣り、花蕾数が3個以上着生した個体は9%に過ぎない(表2)。
  3. 切花長及び花蕾数から判断して「カサブランカ」は2年の球根養成で良いが、「ル・レーブ」、「スターゲーザー」は3年を要する。
成果の活用面・留意点
  1. 球根肥大を図るため、早期に摘蕾する。
  2. 定期的な病害虫防除を徹底する。
  3. 施肥はa当たりN成分で1.5kg程度とする。
図表1 230863-1.gif
カテゴリ 病害虫 施肥 繁殖性改善 病害虫防除 品種 ゆり

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