| タイトル |
1週間養蚕による均等多回育のための種茎直播密植桑園における条桑収穫体系 |
| 担当機関 |
宮城県蚕業試験場 |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
|
| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
桑園面積を100aと想定した種茎直播密植桑園における条桑収穫法として一春一夏法と春切法を組み合わせることにより1~4齢期人工飼料育、5齢期桑育の1週間養蚕で1蚕期4箱(1箱23,000粒)程度の育蚕が年8回可能となる。
|
| 背景・ねらい |
養蚕活性化のための1週間養蚕技術が開発されたが、この技術で年間10回程度の蚕飼育を実現するためには5齢期の桑の安定供給方法の確立が必要である。低コスト・促成桑園の造成技術として開発された種茎直播密植桑園を対象として、蚕の多回育を保証する桑葉供給のための桑園管理技術を検討した。
|
| 成果の内容・特徴 |
- 面積100aと想定した種茎直播密植桑園において収穫法別に一春一夏法50a、春切法50aとする。
- 一春一夏法の夏切年は年に2回収穫し、1回目は第1蚕期(6月上旬)および第2蚕期(6月下旬)とし、第2蚕期の一部を第1蚕期(2a)と第3蚕期(1a)に振り分ける。2回目は100日後の第7蚕期(9月中旬)および8蚕期(9月下旬)とする。春切法は第3蚕期(7月中旬)から第7蚕期(9月中旬)までの5蚕期に収穫し、そのうち第4蚕期(7月下旬)および第5蚕期(8月上旬)に収穫したものは第8蚕期にも収穫する。
- 春切法は毎年繰り返しとするが、第3蚕期および第7蚕期に収穫したものは翌年夏切に移行する。
- 上記の収穫体系により、飼育量の平準化が図られ、1蚕期4箱程度、年8回の飼育が可能である。
(具体的データ)
|
| 成果の活用面・留意点 |
- この収穫体系は東北南部太平洋岸のヤマセ気候を前提にしており、それ以外の地帯では気象条件を考慮する。
- この収穫体系は手刈を前提に作成した。
- 春切法に第5蚕期および第6蚕期の補完桑園を設け、収穫量の安定を図る。
- 異常気象に遭遇すると飼育量を減少させることになるので栽培管理に留意する。
|
| 図表1 |
 |
| カテゴリ |
カイコ
管理技術
桑
栽培技術
低コスト
|