| タイトル |
水稲直播栽培導入効果の特徴 |
| 担当機関 |
山形県立農業試験場 |
| 研究期間 |
1996~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
直播栽培は、水稲作業省力化をねらいとして基幹男子農業専従者のいない労働力の少ない経営に導入されるケースも多いが、基幹男子農業専従者のいる経営(特に複合経営)においては規模拡大としてのねらいが強い。特に直播面積が200aを超える経営では、低コスト化の効果が大きく、規模拡大にも寄与している。
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| 背景・ねらい |
近年、山形県においては水稲直播栽培農家が増加していることから、 今後の導入条件を明らかにするために、 導入のねらいを含めた直播実施経営の特徴を踏まえた直播栽培導入効果の検討を行う。
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| 成果の内容・特徴 |
- 県内の主要な直播栽培農家を対象にアンケート調査(郵送による紙面調査)を実施した。
実施期間:平成8年10~11月。回答者数239名(有効回答率44%)。
- 直播栽培導入のねらいとしては、全体では
「現状維持で水稲作業軽減」「複合部門に力を入れる」「減反対策」が多いが (図1)、 現状維持で水稲作業軽減のためという消極的導入は 基幹男子専従者のいない経営で割合が大きい。 複合部門に力を入れるためという積極的導入を行っているのは 基幹男子専従者のいる経営が多く、 これらの経営では水稲の規模拡大もねらいとされている。 また減反対策としているのは平成8年に導入した水稲専作経営に多いため、 平成8年度、特別調整水稲カウントが実施されたことに留意する必要がある。 (山形県では直播栽培の減収率15%)
- 作業時間については、ほとんどの農家が移植に比べて減ったと指摘しているが、
経費については60%強の農家しか減ったと感じていない (図3, 4)。 ただし直播面積が201a以上層では経費が減ったと指摘する割合が大きく、 大規模ほど低コストの効果が大きいといえる。 また経験年数が長くなるに伴い経営内での経費節減を感じる割合が増加している。
- 直播栽培導入による経営内容の変化については、
直播面積60a以下層を中心に今のところ変化がない経営が多いが (図2)、 61~200a層では複合部門の作業時間増が広く生じており、 201a以上層では3割の農家が水稲部門の規模拡大ができたなど、 大きな効果が確認された。
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| 成果の活用面・留意点 |
直播栽培の普及にあたっては、以上のような経営タイプ、直播面積、 経験年数に応じた普及、指導体制の整備が必要である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
規模拡大
経営管理
直播栽培
省力化
水稲
低コスト
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