イチジクの無加温ハウス栽培

タイトル イチジクの無加温ハウス栽培
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1996~1999
研究担当者
発行年度 1996
要約 イチジクを無加温ハウスで栽培することによって、「ホワイトゼノア」、「名取在来種」、「丸森在来種」の収穫開始期を露地栽培に比べて20日程度早めることができ、収量の増加と品質の向上が可能である。
背景・ねらい イチジクは高齢者等でも比較的容易に栽培できる特産果樹として奨励され、
宮城県における栽培面積は増加傾向にあるものの、
秋雨や秋冷の厳しい年には収量が著しく低下するなど生産が不安定な状況にある。
そこで、雨よけと生育促進を目的として、
パイプハウスを利用した無加温栽培による生産安定化について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 3月上旬にパイプハウスをビニルフィルムで被覆し、露地の平均気温が15度以上となる
    5月下旬頃にサイドビニルを開放して雨よけハウスとする。その後露地の平均気温が
    15度以下となる10月中旬頃再びサイドビニルを被覆する。
  2. 無加温ハウス栽培により「ホワイトゼノア」、「名取在来種」、「丸森在来種」
    とも生育が促進され、露地栽培に比べて収穫開始期を20日程度早めることができる
    (表1)。
  3. 収量は各品種とも増加し、特に「ホワイトゼノア」では樹齢9年生で露地栽培に比べて
    約3倍の収量が得られる(図1、2、3)。
  4. 収穫時の降雨による品質低下が少ないことや、糖度がやや増加することなどから、
    商品性の高いイチジク生産が可能である。
成果の活用面・留意点
  1. 対象地域は、寒冷地及び晩霜の多発地を除く地域とする。
  2. ビニル被覆期間は、ハウス内の温度が25度を超えないよう管理する。
  3. 「名取在来種」、「丸森在来種」は、それぞれ宮城県名取市及び丸森町に
    古くから栽培されている品種で、果実は「ブルンスウイック」に類似する。
図表1 230984-1.gif
図表2 230984-2.gif
カテゴリ いちじく 品種

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