オリエンタル系のプレルーティングによる品質向上技術

タイトル オリエンタル系のプレルーティングによる品質向上技術
担当機関 岩手県農業研究センター
研究期間 1997~1999
研究担当者
発行年度 1997
要約 オリエンタル系ユリの抑制栽培における品質向上のための好適なプレルーティング条件は、アカプルコでは15度Cで3週間、または12度Cで4週間、スターゲーザーでは15または12度Cで3~4週間、10度Cでは4週間である。
背景・ねらい オリエンタル系ユリの抑制栽培は、
寒冷地の気象条件を生かす作型として急速に普及しているが、
「葉焼け」等の発生により著しく品質が低下しやすい品種もある。
そこで品質向上を目的に、球根の根を発生させてから定植する(プレルーティング)
場合の温度と処理期間について検討する。
成果の内容・特徴 栽培概要
  1. プレルーティング処理は、市販のピートモスと水を10:8(重量比)
    の割合で混合したものをパッキンとして用意し、
    これを容器の底に2cm程度敷いた上に球根を並べ、
    その後球根の上5cm程度まで前述のピートモスで覆土し、冷蔵庫内に置く。
  2. 抑制栽培において、品質が低下しやすいオリエンタル系品種の「アカプルコ」、
    「スターゲーザー」を、好適な条件でプレルーティングを実施すると、
    葉焼けの発生を減少させ、切花長や切花重増加など品質が向上する。
    また、出荷率が大幅に増加する(表1、2)。
  3. 好適なプレルーティングの温度と期間は、
    「アカプルコ」では15度Cで3週間、または12度Cで4週間、
    「スターゲーザー」では15度Cまたは12度Cで3~4週間、10度Cでは4週間である。
    (表1、2)。
成果の活用面・留意点
  1. プレルーティングを行う際に用いる容器は、
    一般には球根輸送に用いられているコンテナが使いやすいが、
    品種とそのプレルーティング温度や期間によって出芽長が異なるので、
    容器の高さに注意し芽を折損しないようにする。
  2. プレルーティングの処理の効果を十分に生かすためには、
    事前に定植床の地温低下を図り、芽や上根を傷つけないように定植する。
図表1 231169-1.gif
図表2 231169-2.gif
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 品種 輸送 ゆり

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