水稲刈取り適期予測法の改善

タイトル 水稲刈取り適期予測法の改善
担当機関 山形県立農業試験場
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 穂揃期から成熟期までの日平均気温積算値は出穂期から成熟期までを対象に算出された積算値より、栽培方法間の変動が小さく、刈取適期の予測精度の向上に役立つ。
背景・ねらい 出穂後の日平均気温積算値で予測する水稲の刈取時期は、
計面的な作業を進めるうえで重要だが、近年、
当てはまりの良くない年次が頻繁に指摘されており、精度向上が求められている。
そこで、穂揃期間の長さを出穂後の日平均気温積算値に反映させることで
予測精度の向上を図った。
成果の内容・特徴
  1. 栽培法を変えた「はえぬき」の出穂期は7月29日から8月16日まで、
    穂揃期間は1日から5日間まで変動した。成熟期は9月16日から10月11日までとなり、変動
    幅が拡大している(
    表1)。
  2. 穂揃期~成熟期に要した日平均気温積算値(以下積算気温)は、出穂期~成熟期の積
    算気温よりもばらつきが小さい(
    表2)。
  3. 従来の出穂期からの積算気温によって刈取適期を予測する方法よりも、穂揃期からの
    積算気温により予測を行う方が予測精度が向上する。
成果の活用面・留意点
  1. 刈取適期の予測には、穂揃期からの積算気温を用いる。
  2. 従来の出穂期から成熟期までの積算値を利用した刈取適期予測を利用する
    場合は、出穂期から穂揃期(以下穂揃期間)の長さを考慮し、補正して用いる。
    たとえば、ある地域の穂揃期間の標準的な日数(以下標準値)
    が2日程度であるとすると、穂揃期間に5日間を要した場合は、
    標準値(2日)との差の3日分の積算値を従来の積算値に加え、
    刈取適期の予測を行う。穂揃期間が標準値よりも短い場合には差し引く。
図表1 231241-1.gif
図表2 231241-2.gif
カテゴリ 水稲

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