大粒白目大豆「おおすず」のコンバイン収穫技術

タイトル 大粒白目大豆「おおすず」のコンバイン収穫技術
担当機関 青森県畑作園芸試験場
研究期間 1995~1999
研究担当者
発行年度 1998
要約 「おおすず」のコンバイン収穫適期は、成熟期後1週間程度経過してからであり、主茎の中央部を爪でこすって表皮がむけなくなった時期を目安とする。作業速度が0.4~0.7m/sであれば、損失5%程度、損傷粒は1%程度にとどまり、汚粒は生じない。
背景・ねらい 東北農試育成の大豆「おおすず」(東北112号)は、青森県で奨励品種に採用された大粒の品種であり、短茎で耐倒伏性が強く、機械収穫に向くと考えられる。本品種のコンバイン収穫に関して、成熟期前後の作物体水分の推移、収穫適期の判定法、及び作業精度について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 大豆のコンバイン収穫では、茎水分50%以下、子実水分20%以下での作業が望ましいが、「おおすず」の水分低下は比較的速やかで、成熟期後1週間程度で収穫に適した状態となる(表1)。
  2. 夜露の影響がない時に、主茎の中央部を爪でこすってみて、表皮がむけなくなった個体の茎水分は50%以下に低下しており、収穫適期を判定する目安にできる(表2)。
  3. 収穫適期に作業速度を0.4~0.7m/sとして収穫した場合、頭部損失は5%程度、損傷粒は1%程度にとどまり、汚粒は生じない(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 汚粒の発生を防ぐため、病害による青立ち株や雑草を除いてから収穫を行う。
  2. リールや扱胴の回転数、コンケーブ間隙等、コンバインの調整を適切に行う。
  3. 本来、耐倒伏性の強い品種であるが、倒伏した条件では刈残しが多くなるので、極端な密植や多肥は避けるべきである。
図表1 231281-1.gif
図表2 231281-2.gif
図表3 231281-3.gif
カテゴリ 病害虫 雑草 大豆 品種

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