そば「最上早生」安定生産のための播種晩限の推定

タイトル そば「最上早生」安定生産のための播種晩限の推定
担当機関 山形県立農業試験場
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1998
要約 そば「最上早生」の収量及び千粒重は、開花9日前から開花20日後までの気温、日照時間、日射量と高い相関があり、安定収量を得るには、この期間の平均気温21度C、積算日照時間140時間以上が必要である。開花までの日数を併せ検討すると、県内地域別の播種晩限が8月4~13日に分布すると推定される。
背景・ねらい そばはコンバインによる収穫作業法が確立され、
大規模栽培が可能であることから、水田転換畑を中心に作付面積が増加している。
しかしながら、本県におけるそば栽培は、倒伏や日照不足等による結実、
登熟の不良等、作柄が不安定である。このため、
「最上早生」
を対象として安定収量を確保するための好適播種期の設定を行う必要があった。
成果の内容・特徴
  1. 開花までの日数及び積算気温は、概ね25日(21~29日)、
    570度C(470~670度C)前後と推定される
    (表1)。
  2. 開花9日前から開花20日後まで30日間の気温、日照時間、日射量は子実重、
    千粒重と密接な関係が認められ
    (表2)、
    安定収量を得るには、この期間の平均気温21度C、
    積算日照時間140時間以上が必要と推定される
    (図1)。
  3. このステージの気温及び日照時間の平年値から、
    県内地域別の好適播種期の晩限は、8月4~13日に分布すると推定される。(
    図2、
    表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 対象品種は「最上早生」、適用地域は平坦~中山間地帯に適用する。
  2. 極端な干ばつや低温、日照不足等、気象条件による変動を考慮する。
図表1 231291-1.gif
図表2 231291-2.gif
図表3 231291-3.gif
図表4 231291-4.gif
図表5 231291-5.gif
カテゴリ 水田 そば 中山間地域 播種 品種

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