忌避剤を利用したセイヨウナシのノウサギ食害軽減法

タイトル 忌避剤を利用したセイヨウナシのノウサギ食害軽減法
担当機関 山形県農業研究研修センター
研究期間 1997~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 落葉後の食害発生前にジラム水和剤またはチウラム塗布剤をセイヨウナシの樹体に塗布または散布することにより、冬期間のノウサギによる食害が軽減できる。
背景・ねらい 中山間地域は多雪地帯が多く、冬期間にノウサギによる食害が発生しやすいため
その防止法を確立し、果樹の安定生産を図る。
成果の内容・特徴
  1. 落葉後の食害発生前にジラム水和剤またはチウラム塗布剤をセイョウナシの樹体に
    塗布または散布することにより、冬期間のノウサギによる食害が軽減できる
    (表1、表3)。
  2. ジラム水和剤は、3~5倍液の散布処理においても、原液塗布と同程度の効果が期待
    でき、散布処理が可能である
    (表2、表3)。
成果の活用面・留意点
  1. ジラム水和剤及びチウラム塗布剤は、ノウサギの忌避剤として果樹に登録がなく、登
    録されるまでは使用することができない。
  2. 両薬剤とも処理により幹表面が荒れる(幹表面が変色する)場合があるが、生育及び
    果実への影響はみられない。
    処理上の注意点
    1. ジラム水和剤(本剤は、フロアブル剤で液状の剤形である)
      塗布処理:ハケ等で薄くのばすように塗布する。
      散布処理:専用の少量ノズルを用いて散布する。
    2. チウラム塗布剤
      手袋を着用し、手にペースト状の塗布剤を少量とり薄く伸ばしながら表面に塗布す
      る。過剰塗布すると発芽を阻害する恐れがあるので留意する。
  3. 忌避剤により完全にノウサギの食害を防止できないので、食害の発生が多い園地で
    は、他の食害防止法も併用する。
図表1 231315-1.gif
カテゴリ 中山間地域 薬剤

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる