促成イチゴのロックウール栽培における定植後の花芽分化促進技術

タイトル 促成イチゴのロックウール栽培における定植後の花芽分化促進技術
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1995~1996
研究担当者
発行年度 1998
要約 促成イチゴのロックウール栽培において,仮植活着後に直ちに栽培ベッドヘ定植し株養成を行った後,窒素制限と短日処理,根圏冷却によって安定的に花芽分化を促進させることが可能である。
背景・ねらい 促成イチゴのロックウール栽培においては専用の短日低温処理設備を用いた
花芽分化促進技術が普及している。通常,
1回当たりの処理苗数を増やすために処理期間中は密植状態におかれる場合が多く,
苗の消耗や徒長を起こしやすいという欠点がある。そこで,
養分コントロールが容易なロックウールの特性を活かし,
定植後に栽培ベッド上で株の養成と窒素制限を行い,短日処理,
根圏冷却によって花芽分化促進を行う技術について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 品種は「女峰」を用いる。
  2. 採苗後ロックウールポットまたは育苗トレーに詰めたロックウール粒状綿に仮植する。
    活着後は直ちに栽培ベッドヘ定植する。約2週間培養液(山崎イチゴ処方等,EC0.6dS/m)
    を給液して株を養成する。その後,水のみ給液して養分制限を開始する。
    養分制限開始後2週間目からシェードによる短日処理(8時間日長)と根圏冷却
    (最低培地温18度C,図1)
    を約1ケ月半行うことにより90%以上の株に花芽分化を促進させることができる。
    (表1, 2,
    試験区A,B)
  3. 栽培ベッド定植後に窒素制限と短日処理,根圏冷却によって花芽分化を促進させた
    場合は夜冷短日処理と同等の年内収量が得られる
    (表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 検鏡によって花芽分化確認後に処理を終了する。
  2. 花芽分化後は通常のロックウール栽培に準じた培養液管理とする。
  3. 促成栽培用品種を用いての夏秋どりにも適用できる
図表1 231320-1.gif
図表2 231320-2.gif
図表3 231320-3.gif
カテゴリ 育苗 いちご 栽培技術 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる