切り花箱詰め補助装置

タイトル 切り花箱詰め補助装置
担当機関 宮城県農業センター
研究期間 1995~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 比較的長い状態で出荷する切り花(キクなど)を段ボール箱に梱包する時に使用する。種々の深さの箱に対応でき,箱の内蓋・上蓋および横の膨らみを機械的に押さえることができるため,作業員1人でも梱包作業が可能である。
背景・ねらい キクの選別・調製作業は,ほとんどが手作業で行われており,作業時間は全体の約20%
で作業負担が大きい。ボリュームのあるキク(長さ100cm、重量90グラム以上/1本)
を箱詰めする際には箱の左右の内蓋および上蓋、
横の膨らみを同時に押さえる必要があるため同時に2人の作業員を必要とする。
そこで1人でも箱詰め・梱包作業が可能な,
しかも農家自身が容易に作製できる箱詰め補助装置を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 仕様
    1. 寸法:幅380×横800×高さ870mm(段ボール箱の寸法に合わせ設定可能)
    2. 材料
      1. プラスチック被覆鋼鉄パイプおよびそのジョイント
      2. ジャッキ,コンパネ板,バネ,箱押さえ用鉄板等。
  2. 特徴
    1. 数段階ある箱の深さに合わせてジャッキで箱詰め位置を調節できる
      (図2-(1))。
    2. 足元でレバーを踏みながら横方向の膨らみを押さえることができる。
    3. 作業性
      (図1)
      1. 作業員1人で容易に箱の蓋を止めることができる
        (図2-(2))。
      2. 箱詰め補助装置と搬送用ローラーコンベアの組み合わせにより
        (図2-(3)),100箱当たりの仕事量は200kg*mで,
        調査農家の場合,現行作業の5%程度に軽減できた
        (表1)。
    4. 価格など
      1台当たりの材料費は28,000円程度である。
      箱詰め補助装置の部材はホームセンターなどで容易に入手でき,
      簡易な方法で組み立てることができる。
成果の活用面・留意点 箱の形状や作業目的によっては箱詰め補助装置の寸法を変えて作ることができ,
他の園芸作物(特に収穫物の丈が長いもの)の調製作業にも使用できる。
図表1 231356-1.gif
図表2 231356-2.gif
図表3 231356-3.gif
カテゴリ きく 出荷調整

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