東北地域における水稲極早生及び、早成熟期のの穂孕期耐冷性基準品種の選定

タイトル 東北地域における水稲極早生及び、早成熟期のの穂孕期耐冷性基準品種の選定
担当機関 青森県農業試験場藤坂支場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 昭和61年度に策定された東北地域の水稲熟期別穂孕期耐冷性基準品目のうち極早生及び早生熟期について見直しを行った。極早生熟期を2つに分けるとともに、従来の基準品種の再評価と新たに品種を追加することにより、新たな基準品種(試案)を選定した。
背景・ねらい 昭和61年に策定された東北地域の水稲熟期別穂孕期耐冷性基準品種のうち、(1)早生
熟期では年次により評価に変動がみられる品種がある、(2)極早生熟期では
「ハツコガネ」~「ハヤニシキ」の出穂幅が大きくひとつの熟期としては評価が困難
である、(3)極早生熟期の中には出穂期が遅れた場合に早生熟期の評価と一致しない
品種がある、などの問題が指摘されていた。そこで、極早生及び早生熟期品種に
ついて見直しを行い、新たな基準品種を選定する。
成果の内容・特徴
  1. 耐冷性検定は、恒温深水法(水深25cm、水温19.4~19.5度C)によって4か年実施し、
    "中"以上の基準品種を選定した(表1)。
  2. 早生の「中母35」を"極強"、「レイメイ」、「むつほまれ」を"中"の基準とし、熟期の
    異なる品種群間の評価を揃えるため、播種日を変え栽培することにより出穂期を
    揃えて評価できた(図1)。
  3. 従来の熟期区分では「ハツコガネ」から「ハヤニシキ」までを一つの極早生熟期として
    いたが、出穂期の幅が大きいため「ユメコガネ」熟期と「はまゆたか」熟期に分けた。
  4. 早生熟期「はなの舞」の従来の評価は"極強"であったが、年次による変動が大きく
    最終的な判定は"強"と変更した。「中母36」の評価は従来は"極強"であったが"強"と
    変更した。「ハツコガネ」の従来の評価は"やや強"であったが、"中"と変更した。
    「ハマアサヒ」の評価は従来と同様の"やや強"であったが、年次による変動が
    大きかった。他の品種・系統には大きな変動はなかった
    (表2、3)。
成果の活用面・留意点
  1. 水稲育種試験における穂孕期耐冷性検定に利用する。
図表1 231411-1.gif
図表2 231411-2.gif
図表3 231411-3.gif
図表4 231411-4.gif
カテゴリ 育種 水稲 播種 品種

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