根こぶ病抵抗性新品種‘あきた平良かぶ’の育成

タイトル 根こぶ病抵抗性新品種‘あきた平良かぶ’の育成
担当機関 秋田県農業試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 秋田県在来の‘平良かぶ’を母本にして、根こぶ病抵抗性を付与した‘あきた平良かぶ’を育成した。‘あきた平良かぶ’は‘平良かぶ’とほぼ同等の根形、加工適性を持ち、強い根こぶ病抵抗性を示し連作できる。
背景・ねらい 秋田県雄勝郡東成瀬村平良地区で古くから栽培されている‘平良かぶ’は、
こうじ漬けの漬け物として、風味と歯ざわりの良さが高い評価を受けている。
しかし近年、連作による根こぶ病の被害が甚しく、
生産振興上の大きな問題となっている。
そこで欧州の抵抗性かぶを利用した交雑育種により、根こぶ病抵抗性を付与する。
成果の内容・特徴
  1. ‘あきた平良かぶ’は、野菜・茶業試験場の協力の下、
    ‘平良かぶ’と根こぶ病抵抗性かぶ‘77b’を交配して得たF1に、
    抵抗性を保持させながら‘平良かぶ’を連続3回戻し
    交雑して選抜育成した固定系統である。
  2. 根こぶ病抵抗性は、汚染圃場の栽培で調査年次、場所を問わず、強く安定しており、
    発病株率の平均は10%と低く、商品株率の平均が94%と高い
    (表-1、写真-1)。
  3. 外部特性は青首の白長かぶに属し、‘平良かぶ’とほぼ同等であるが、
    葉部に対して根部がやや小さめである。
    根部は同一収穫時期で比較すると‘平良かぶ’の80%程度の一本重で肥大がやや遅い
    (表-2、写真-2)。
  4. 内部特性でも‘平良かぶ’とほぼ同等であるが、肉質はやや硬い
    (表-3)。
  5. こうじ漬け加工適性では‘平良かぶ’と比較してやや硬かったが、
    辛味や臭いはなく、同等の食味を持っている
    (表-3)。
成果の活用面・留意点 ‘平良かぶ’と比較して、葉部が大きく、根部の肥大がやや遅いので、
栽植密度をやや広くするか、収穫期を遅らせる方がよい。
今後種苗登録申請予定である。
図表1 231493-1.gif
図表2 231493-2.gif
図表3 231493-3.gif
図表4 231493-4.gif
図表5 231493-5.gif
カテゴリ 育種 加工適性 かぶ 新品種 抵抗性 良食味

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