酒造好適米品種「吟ぎんが」の栄養診断基準の策定

タイトル 酒造好適米品種「吟ぎんが」の栄養診断基準の策定
担当機関 水田作研究室
研究期間 2000~2000
研究担当者 荻内謙吾
小田中浩哉
尾形 茂
神山芳典
吉田 宏
臼井智彦 
発行年度 2000
要約 酒造好適米品種「吟ぎんが」について、期待生育量である㎡当たり籾数を確保し、白米中粗タンパク質含有率を適正範囲に収めるための栄養診断基準を策定し、栄養診断値による追肥判断の目安を示した。
背景・ねらい 酒造好適米品種「吟ぎんが」は平成11年2月に岩手県の奨励品種に編入され、平成12年から本格的な栽培が開始されている。これまで、「吟ぎんが」の収量構成要素の指標(表1)と、施肥量・追肥時期・刈り取り適期等の栽培法について明らかにした(平成11年度成果情報)が、現場からは追肥の要否判定を行うための栄養診断の指標が求められている。そこで、幼穂形成期及び減数分裂期における追肥の要否判定を行うための栄養診断基準を策定した。
成果の内容・特徴
  1. 栄養診断基準 
      1)栄養診断指標
      期待生育量である㎡当たり籾数を確保し、白米中粗タンパク質含有率を適正範囲に収めるための栄養診断値の基準を下記のとおりとする。(図1、2、3)(表) 
      2)幼穂形成期、減数分裂期における稲体窒素濃度に対応する葉色及び簡易栄養診断値(図4,5)(表)
      3)幼穂形成期の栄養診断値による追肥判断の目安
      基準値未満の場合 :幼穂形成期追肥を実施する。減数分裂期追肥は実施しない。
      基準値以内の場合 :減数分裂期追肥を基本とする。
      基準値を超える場合:幼穂形成期追肥は実施せず、減数分裂期に再度栄養診断を行う。この場合、減数分裂期の栄養診断値が基準の上限以下であれば減数分裂期追肥を実施する。減数分裂期の栄養診断値が基準を超える場合は追肥を控えるか、または減肥を検討する。

成果の活用面・留意点
  1. 追肥量は窒素成分で2㎏/10aを上限とする。
  2. 追肥の判定に当たっては、いもち病の発生状況についても考慮すること。
図表1 231580-1.jpg
図表2 231580-2.jpg
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カテゴリ いもち病 栄養診断 酒造好適米 施肥 品種

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