極細繊度三眠蚕品種OK39の性状

タイトル 極細繊度三眠蚕品種OK39の性状
担当機関 岩手県農業研究センター
研究期間 2000~2000
研究担当者 橋元 進
土佐明夫
阿部信治 
発行年度 2000
要約 三眠蚕品種「OK39」は「四川金黄」「べん陽」「長城」に比較し繭層歩合が高く、機械繰糸可能である。繭糸繊度は1.2デニール内外と極めて細いが、解じょ率は良好である。
背景・ねらい 蚕には多くの未利用遺伝資源が保存されており、それらの利活用を図るため性状を明らかにすることにより実用化を図る。これまでほとんど利用されてこなかった遺伝資源の持つ様々な特徴を明らかにして情報として蓄積することは、蚕あるいはシルクの新たな利活用研究に取り組む上での基盤となる。
成果の内容・特徴
      
  1. 三眠蚕品種「OK39」は「四川金黄」、「べん陽」、「長城」に比較し、最終齢(4齢)の発育日数が長く、孵化~営繭開始までの日数は22日内外である(表1)。
      
  2. 繭重は「四川金黄」、「べん陽」、「長城」と同程度もしくはそれ以上の値を、繭層歩合は「四川金黄」、「べん陽」、「長城」が10%程度であるのに対し、15%前後の高い値を示す。(表1)
      
  3. 普通蚕に比べ収繭量は極めて少ないが条桑育は可能である(表2)。熟蚕を普通蚕飼育で使われている蔟器に収容した場合、同功繭が散見される。通常の毛羽取り作業でもつぶれ繭の発生は少ない。
      
  4. 解じょ率は90%内外で、小節点が99.5と良好な成績を示す(表2)。
成果の活用面・留意点
     
  1. 繭は、煮繭時間10分、水頭圧10㎜の煮繭条件、繰糸速度130m/分の定繊度(14デニール)繰糸により機械繰糸可能である。
図表1 231708-1.jpg
図表2 231708-2.jpg
カテゴリ 遺伝資源 品種

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