| タイトル |
福島ゆかり蚕品種生糸の力学特性 |
| 担当機関 |
福島県蚕業試験場 |
| 研究期間 |
2000~2003 |
| 研究担当者 |
瓜田章二
名倉明夫
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
福島県にゆかりのある蚕品種の世界一、又昔、伊達錦および只見蚕生糸の力学特性からみて、世界一が絹繊維の特徴とする柔らかく安定した腰を持つ豊かな風合いが優れ、ブランド化に適する絹素材である。
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| 背景・ねらい |
絹糸の高級性能とする豊かな風合い、安定した腰の特性は、原蚕種でより顕現すると思われる。福島県にゆかりのある世界一、又昔、伊達錦および只見蚕の蚕品種生糸について、その力学特性から素材評価を行い、福島の絹ブランド化のための高い付加価値付与の可能性を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 福島ゆかり原蚕種生糸は、その力学特性として総じて一般交雑種(錦秋×鐘和)生糸より優れる傾向にあり、中でも世界一は、伸度が25%以上あり、ヤング率も1,000㎏/㎜2内外で弾性に富み、さらに降伏伸度も2%あり、応力緩和率、回復弾性率でも優れる(表1)。この傾向は、粘り強く弾性に富み、かつ柔らかい形質を示す小石丸生糸に近い。
- 劣化や耐久性の評価を与える応力緩和弾性率の解析からは、世界一生糸の応力緩和弾性率の低下傾向がより緩やか(図1)で、その緩和スペクトルは低く安定し、耐久性に優れ劣化しにくい生糸である。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 絹としての特質は最高位に属する小石丸に次ぐ。
- 生糸量歩合が極めて低いことの改良(選抜・育種から)が今後の課題である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
育種
品種
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